チワッスあしのです。
いつもありがとうございます！ パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は 「ラッキートリガー」 について。初の搭載機となる『ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2 ラッキートリガーver』がいよいよ適合を受けたというニュースが飛び込んできたんで、このあたりで「ラッキートリガーってなんじゃろ」というのを一度、さらっとおさらいしてみたいと思います。どうぞ。
猪木 天井 期待 値
まずちょっとややこしい話になるのですが、パチンコのルールは「法律」によって定められていますが、その中の条文というのはスタンスを限りなく広くとってるため、個別のケースに対応したガイドラインみたいな作りにはなっておらず、従って法律をもとにもう少し細かいルールが作られております。基本的にパチンコ・パチスロの機械における 「ルール・規則」が意味するのは以下の4つ 。
それらルールはマトリョーシカ式になっており、一番大きな枠組みとして射幸性の観点から規則化したものを 「施行規則」 といい、その中に一回り小さな枠組みとして機械の中身について定めた 「遊技機規則」 があり、さらにその中に実際に運営する上での具体的なルールを定めた 「解釈基準」 というのがあって、も一つおまけに業界内の取り決めである 「内部規則」 というのがあると。こういう形です。
これらは枠が大きいほど改正難度が高い。たとえば「遊技機規則」より上の枠組みが変わると◯号機の◯の部分がいっこカウントアップするくらい大きな出来事となります。が、一方で「解釈基準」や「内部規則（内規）」はそれなりのペースで変わります。特に内規は「内部規則」という言葉からも分かるように 業界内の決め事 であり言い換えるなら 「自主規制」 であるため、こっからここまで大丈夫、という合意形成がお上とメーカー団体との間になされれば即発進となります。当然、そのためのやり取り・申し合わせというのは頻繁に行われているとのこと。
んで今回の「ラッキートリガー」というのもこの内規の話です。
じゃそのラッキートリガーって実際なんやねんと言いますと、 「発動したら6400個以上、9600個未満の出玉期待値を持つラッシュ」 を意味します。なんのこっちゃ全然分かんねぇと思いますが、この数字というのが結構大切になります。6400個という数字に見覚え・聞き覚えがある方もなんとなくいるかも知れませんが、実はこれが現在認められてるラッシュ突入時の期待値の上限値なんですな。
この基本的な概念は2015年の内規変更で登場したものであり、翌年2016年には 「総量規制」 として改めてリリースされてます。タイプによってちょっと違いがありますが、現在主流となっている一種二種混合機や確変ループタイプの機種の場合は 「初回当たりを含まず6400個以下」 というのが最大値になっており、それは現在でも続いています。そしてこれもまた「自主規制」。なのでラッキートリガーも内規で生まれることになったわけですな。
これはあくまでも期待値なので、実際はそれを遥かに超える大爆発もありゃ単発終了もあるわけなのですが、この数値が下がれば下がるほど平均的な機械性能は落ちていくのは自明の理でありまして、今回のラッキートリガーはここを「9600個未満」まで なんと150%マシマシにするぞ という結構激しい変化だったりします。てか期待値9600個ってほぼ万発じゃないですか。すげえぞ……！
サイバー パチンコ
んでこのラッキートリガーなのですが、当然何にでも搭載して良いわけではありません。搭載可能なスペックは以下の通り。
・大当たり新 鬼武 者 スロット 朝一1/200以上の機種（ライトミドル・甘デジなど）
・Cタイム非搭載であること
総量規制が変化しても遊技規則上の出玉率の上限値などは変わらないため、当然新 鬼武 者 スロット 朝一分母がデカくなればその分搭載しやすくなる。けども今回認められてるのは1/200以上の機種（ライトミドル・甘デジ）のみであるため、 搭載してたとしても発動新 鬼武 者 スロット 朝一はかなり低くなるのではないかと考えられます。
そしてもう1つ、今回のラッキートリガーはP機もe機も対象ですが、e機のウリである Cタイムは「搭載不可」 だそうで。オマケ程度につけてもバチは当たらない気がするんですが、 全部載せのフルスペックライトミドルとかはダメ じゃよ、ということなんでしょうかね。ここはちょっと良くわかんないですが、とりあえず 「なんでもかんでも搭載できるわけじゃないよ」「たまに入る上位ラッシュの威力が増すかも」 くらいの感じで捉えておくと、ちょうどよいのではないかと思います。
とても楽しみだけど個人的に名前がちょっと微妙な印象。LTとか呼ぶようになるのかなァコレ。
パチスロ ミリオンゴッド 新台